TAKARAZUKA HOSPITAL

病院見学会はこちら

Senior

SENIOR

先輩紹介

HOME / 先輩紹介

 

3~5年目看護師メッセージ

Senior

3F病棟
S.Mさん

決して後悔をしないよう、日々の看護に全力投球を。

現在は通常の看護業務に加えて、ドクターの指示をメンバーに伝えたり、メンバーの動きを見ながら仕事を割り振ったりするリーダー業務を任せてもらえるようになりました。「3年頑張れば一人前の看護師」と言われたりしていますが、リーダー業務がはじまったのも丸3年が経った時期。自分の中で余裕ができ、新しい役割もこなしていくことで、少しずつ自信につながっていったように感じています。私自身の新人の頃を振り返るのは恥ずかしいくらい、何もできていませんでした。患者さんの血圧が急に下がったり、酸素の値が取れなくなったりするたびにパニック状態……。でも今ではその理由を落ち着いて考え、アセスメントできるようになってきたので、不器用でも「つづけること」は大切だと実感しています。
これまでの看護で最も印象に残っているのは、看護師になって半年ほどが過ぎ、はじめて受け持ち患者さんが亡くなった時のことです。これほど急にひとりの人が亡くなるなんて、当時の私は想像もできていませんでした。もちろん自分なりに一生懸命に看護をしていたつもりですが、まだまだ不慣れで、自分のことだけでも精一杯。その日が最期になることがわかっていれば、もっともっと自分が力になりたかった、そんな後悔に強く苛まれました。その日以来、大切にしているのは、毎日決して後悔をしないように患者さんと向き合うこと。どれだけ元気に見えても、人はいつ亡くなるかわかりません。だからこそ、日々患者さんの思いに寄り添い、少しでも心地いい時間を過ごしていただけるように。そんなふうに思うきっかけになった出来事でした。
Copyright(C) Takarazuka Hospital
ページトップへ