人工透析センター 概要 | シャントについて | 腹膜透析 |
腎不全の治療法には、血液透析、腹膜透析、腎臓移植があります。
腎不全の 治療法 |
腹膜透析体の中の「腹膜」を使って血液をきれいにします |
血液透析器械を使って血液を体の外できれいにします |
腎臓移植働きの低下した自分の腎臓の代わりに他の人の腎臓を移植します |
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治療場所 | 自宅や職場など | 透析医療機関 | 腎臓移植には2種類 ・ 生体腎移植2つある腎臓の一つを提供してもらう方法 ・ 献腎移植亡くなった方からの腎臓を提供してもらう方法 (社)日本臓器移植ネットワークへの登録が必要 透析治療からは開放され、時間的制約はなくなる。ただし、拒絶反応を防ぐため、免疫抑制剤を飲み続ける必要がある |
治療する人 | 本人や家族 | 医療スタッフ | |
通院回数 | 月1〜2回 | 週3回程度 | |
治療にかかる時間 | 1回 約30分 | 1回 4時間程度 | |
導入前の準備 | カテーテルを埋め込む手術 | シャントを作る手術 | |
体調 | 毎日連続して行うため比較的ラク | 短時間で透析するため、直後はだるい | |
尿量 | 比較的長く維持される | 導入後急激に減少する | |
日常生活 | 時間的拘束が少ない | 時間的拘束が多い | |
入浴 | お腹のカテーテルをカバーするなど多少の注意が必要 | 透析日は避ける | |
注意すること | カテーテル周囲や腹腔内の感染 | シャント部の感染 |
日中数回(1回約30分)透析液を交換して治療します。
実際の治療方法は・・・
1) お腹のチューブと透析液バッグをつなげます。
2) お腹に入っている液を排液バッグに移します。
3) 新しい透析液をお腹に入れます。
4) お腹のチューブと透析液バッグを取り外しておわり。
CAPDだとこんな生活になります
就寝中に透析液の交換を自動的に行います。日中の自由時間を多く確保できます。
実際の治療方法は・・・
1) 就寝前に器械に透析液とバッグと回路を取り付け、お腹のチューブと接続して、器械をスタート
2) そのまま就寝
3) 起床時、お腹のチューブと回路を取り外しておわり。
APDだとこんな生活になります
腹膜透析のしくみ
お腹の中に透析液を一定時間いれておくと、腹膜を介して血液中の余分な水分や老廃物が透析液側に移動します。 その老廃物や水分を含んだ透析液を身体の外に出すことで血液をきれいにします。
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